バイク観
職場で盆休みの話になり、ツーリングに行ったと話した。
当然、出てくる話は「危ない」「よくいるよね」「何でバイクなの?」「い〜ね〜(少数派)」
俺としても別に「危なくないよ」とも敢えて言わない。
だって実際、生身の状態で運転している訳だし・・
ただ、その時は「乗っても無いくせに何を!」とか、「わかんない奴には言っても無駄」といったような反論をすると少数派のバイク乗りには逆風が吹く。
「自分達の世界に入っちゃって」とか言われるんだろうな・・
矛盾するのが、そんな事言う人に限って、ノーヘルのおっさんハーレーは格好いいって言うんだよな。
だから、俺は反論もしないし、解らせようと熱弁もしない。
ただ、「楽しかった」とだけ伝えておく。
世論が世間体を支配する世の中では少数派は不利になりがちだ。
車が交通を支配する日本では当然の事ながら車社会である。
しかし、バンコクやフィリピンでは交通を支配しているのはバイクであり、自転車だ。
この国では意見が逆転するんだろうな・・?
敢えて世論に逆流するつもりは無いが、世論に流されるのは嫌いだ。
だから自分のスピリッツだけはしっかり持っておく。
批判だけをする評論家が多数居るが、自分の意思を持った評論家は少ない。
⇒なぜ少ないか?
世論に身を任せながら喋れば売れるからだ。
バイクは危ない乗り物で、疲れるし、暑いし、寒いし、それも解っている。
解っているからこそ、危険なときに対処が出来る。
そして、それに代わる楽しさもある。
口だけではどうにもならない。
どこかのガレージの2階と同じになってしまう。
乗り続ける事。
ブームが来ても来なくても。
偏屈になって乗るのも良くない。
あくまでも自然体で。
自分のバイク観について書いてみた。